東京ミッドタウン・デザインハブ特別展
わたしのマチオモイ帖 10年をありがとう
日本各地の暮らしから生まれた約2000点の冊子と映像の展覧会
「わたしのマチオモイ帖」は日本全国のプロのクリエイターが、自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、各地の町で育まれた「わたしだけの思い」を小冊子や映像、ポストカード作品にして紹介する展覧会。10年で集まった全作品約2,000点を展示します。
不安な時代を生きる私たちにとって、各地の作者のオモイはもちろん、来場者もオモイを綴ることで今の「わたし」をつくってくれた足元にある人や暮らしを、あらためて見つめ直すあったかい展覧会になるはずです。
- 会期
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2022年11月12日(土)〜27日(日)
11:00〜19:00
- 会場
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東京ミッドタウン・デザインハブ
ミッドタウン・タワー5F
http://www.designhub.jp
- 展示内容
- 小冊子や映像、ポストカード作品など、10年で集まった全作品約2,000点を展示
- 入場
- 無料
オープニングセッション&交流会「日本各地から集まれ!マチオモイ」
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ リエゾンセンター
わたしのマチオモイ帖の創立メンバーや運営チーム、47都道府県からマチオモイクリエイターがデザインハブに大集合!原点の想い、それぞれの町で家族や友人たちと紡いできたマチオモイなエピソードなどを語りあいます。「うちの町には、なにもない」それでも、心惹かれて、逢いにいってみたくなる町やオモイにあなたもきっと出会えるはず。
・14:00-14:30 オープニングトーク「マチオモイ帖、はじまりとそれからのはなし」
出演:清水柾行、村上美香(わたしのマチオモイ帖制作委員会)
・14:30-17:00 「47都道府県クリエイターによる偏愛マチオモイトーク」
進行:山本あつし、村上美香(わたしのマチオモイ帖制作委員会)
出演:47都道府県からのクリエイター有志 ※登壇者はウェブ等でお知らせします。
クロージングトーク「マチとデザイン、これから」
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ リエゾンセンター
参加費:¥2,000
チケットのお申し込みはコチラ
「わたしのマチオモイ帖」は、2011年の東日本大震災の年に生まれました。その後、地方創生や限界集落問題などもあり、地域がクローズアップされ、マチとデザインの関係性は変化しました。そして3年前からのパンデミックによって、生活の拠点や仕事の仕方、そして何より生き方そのものが大きく揺さぶられました。移住、多拠点居住、リモートワーク、サテライトオフィス、ワーケーションなどが、私たちの日常の選択肢になったように。そうした状況下、マチとデザインの関係性は今後どうなるのでしょうか?目に見えるものから、見えなくても確実にカタチづくられるものまで。マチオモイ帖に縁のあるデザイナーそれぞれの視点や手法を紐解きながらマチとデザイン、そしてこれからを語り合います。
出演:服部滋樹(graf)、原田祐馬(UMA/design farm)、廣瀬圭治(神山しずくプロジェクト)
清水柾行(わたしのマチオモイ帖制作委員会)、矢島進二(公益財団法人日本デザイン振興会)
- 主催
- わたしのマチオモイ帖制作委員会
- 共催
- 東京ミッドタウン・デザインハブ/大阪デザイン振興プラザ(ODP)[大阪市・ATC]
- 協賛
- 株式会社ゆうちょ銀行、株式会社モリサワ
- 協力
- クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック、株式会社ナッシュスタジオ
東京ミッドタウン・デザインハブでは、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインを踏まえ、常時換気の実施や施設内の設備消毒といった措置を講じ、施設を再開しております。 ご来場の際は、マスクの着用、入退場時の手指消毒、適切な人間距離の確保といった対策にご協力をお願いします。
わたしのマチオモイ帖は、日本全国のデザイナー、写真家、イラストレーター、映像作家、コピーライター、編集者などプロのクリエイターが、自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、各地の町で育まれた「わたしだけのマチ」を小冊子や映像作品にして紹介する展覧会活動です。
この活動は2011年の震災の年に生まれました。故郷を思う一冊からはじまり、都市での大きな展覧会から、地域に根ざしたギャラリーや図書館、町の小さな本屋さんまで、大小さまざまな場所で、多くの人たちが語り、笑い、時には涙しながら共感の輪をひろげ、今まで約2000帖の作品が集まっています。
・新作募集は1年に1回定期的に行っていく予定です。
・ゆうちょ銀行との共同プロジェクトで、2013年より「ゆうちょマチオモイカレンダー」を発行しています。
・2013年度グッドデザイン賞を受賞しました。
・電子書籍サービス「BCCKS」との取り組み(わたしのマチオモイ帖書店)も行っています。
・マチオモイ®は、「わたしのマチオモイ帖制作委員会」の登録商標です。
“MACHIOMOI-CHO” Exhibition
Machiomoi-cho is a movement that professional creators introduce their special town that they have an attachment to, such as their hometown, the town where they spent their school days, or the town where they live. Many designers, photographers, illustrators, movie creators, copywriters and editors present a booklet or a movie as the individual image of their precious town which was nurtured in each of their lives.
This movement started in 2011, after the massive earthquake. It began with a booklet which was full of hometown love. The idea was supported by countless creators. They have held “Machiomoi-cho” exhibitions in a wide range of venues from a big site in a metropolis, a local gallery and a library to a small book store, where thousands of people enjoyed talking, laughing and sometimes moved to tears.
The number of Machiomoi-cho contributed by such creators has grown to more than 1900.