「マチオモイ帖」×「ゆうちょ銀行」2024年版カレンダービジュアル募集
故郷のマチ、今暮らすマチ、旅先のマチ、祖母のいるマチ、名前も知らないマチ、でも誰かにとって大切なマチ。それぞれのマチを愛しみ、日々をていねいに暮らすための「マチオモイなカレンダー」を、クリエイターのあなたと共につくりたい。イラストや写真、グラフィックなど一枚のビジュアル作品で、あなたのマチを表現してみませんか?2024年版の採用点数は「13作品」です。
全国の町を対象にした作品から、「表紙ビジュアル1点」と「各月ごとのビジュアル12点」を採用します。
「ゆうちょマチオモイカレンダー」アーカイブサイト
応募の手引きはこちら
これまでのカレンダー掲載作品をCHECK!
その地域ならではの花が咲いたり、夕陽がきれいだったり。自分のオモイに素直に向き合ったクリエイターさんの作品を参考に、あなた自身の表現方法を探ってください。
「ゆうちょマチオモイカレンダー2023」アーカイブサイト「ゆうちょマチオモイカレンダー2013~2022」アーカイブサイト
月ごとに日本各地のマチをめぐるあたたかいカレンダーです。
「ゆうちょマチオモイカレンダー」採用ビジュアルの傾向
日本各地で活躍するクリエイターが参加。
「マチ」をテーマに自分だけの作品づくりに向き合います。
宮城県「七ヶ浜帖」
noaさん(カメラマン)
仙台市のカメラマンで、一児のママです。今しか出会えない表情やしぐさを大切に撮影しています。カレンダーに採用された作品は、七ヶ浜の「おはじきアート」を撮影したもの。東日本大震災の津波被害を受けた七ヶ浜の防波堤には、カラフルなおはじきで絵を描いた作品が連なっています。コミュニティの再構築のひとつとしてつくられたこの作品を、多くの方に見てほしいです。
noaさん(カメラマン)
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東京都「はなこがねい帖」
たかなかなさん(イラストレーター)
小平市在住のイラストレーターです。私の地元である花小金井は、毎年10月になると武蔵野神社の秋祭りが行われます。小さな頃から耳にしている鈴木ばやしの軽快な音楽が聴こえてくると、「あ~、また1年が経ったな」とわくわくすると同時に、過ぎ去る時を感じます。
たかなかなさん(イラストレーター)
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青森県「岩木帖」
Shintaro Tsushimaさん (カメラマン)
私は、青森の風景写真家です。インスタや展覧会などで北国の絶景を届けています。マチオモイ帖の作品として応募したのは、私が生まれ育った岩木町。この地区の山に咲くオオヤマザクラは圧巻で、どこまでも続くような総延長20kmの並木道は、「世界一長い桜並木」といわれるほど。雪国にとって待ち遠しい春を最大限に感じられるスポットです。コロナが長引くなかで、カレンダーになったことは嬉しいニュースとなり、家族や地元の友人たちが喜んでくれました。
Shintaro Tsushimaさん (カメラマン)
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長野県「湖岸通り帖」
サチネッコさん (イラストレーター)
テーマに選んだのは、長野県中央部、諏訪湖をのぞむふるさとのマチ。とにかく、冬は凍(し)みる。だけど、晴れた冬の日の早朝に見られる青紫の空は、寒さや乾燥の辛さもチャラにしてくれるほど神々しく、心に栄養を与えてくれます。2021年夏、東京からUターン。「2022年1月」のビジュアルとして選出いただいたのは、私にとっても大きなスタートでした。
サチネッコさん (イラストレーター)
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東京都「はちじょう帖」
東海林ミモザさん (刺繍作家)
私は、元・高校教師。子どもが生まれてから八丈島に移住し、刺繍作家になりました。島で出会う動植物があまりにも東京と違い、心を動かされたことから、刺繍のモチーフを“八丈島”に決めようと考えていたところ、「ゆうちょマチオモイカレンダー」の存在を知りました。約4ヵ月コツコツ制作し応募。なんと表紙に登用されることに!島民の皆さんが喜んでくれて、「八丈島に来てくれてありがとう」と言っていただけたことが感激でした。
東海林ミモザさん (刺繍作家)
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香川県「江尻帖」
辻野由樹さん (イラストレーター)
東京生活にピリオドを打って、夫の実家のある穏やかなマチに戻りました。マチオモイ帖に応募したいと思い、自分にとって「想いのあるマチ」はどこかな?と考えながら、3つのマチのことを描いてみました。選んでいただいたのは、35年前に嫁いだマチ。お昼は決まって、さぬきうどんを家族みんなでいただきました。その楽しい様子をイラストに。カレンダーに掲載されて、婚家&実家、親族友人みんなが、紅白歌合戦に出場したかのように喜んでくれて、嬉しかったです。
辻野由樹さん (イラストレーター)
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鹿児島県「いせん帖」
トシダナルホさん(イラストレーター)
母の故郷「徳之島」を描きました。コロナ禍にあり、私の住む東京は不穏で殺伐とした空気が漂っていました。そんな中、透明な海、青い空、甘いマンゴーのあるマチを想うことは、心の羽で旅行に行くような気持ちに。見ていただく方にも温かいのびのびとした気持ちになってもらえたら嬉しいです!カレンダーは、母と徳之島出身の知り合いに贈りました。
トシダナルホさん(イラストレーター)
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石川県「のみ帖」
おおざわあいさん(デザイナー・アーティスト)
テーマに選んだのは、母と私にとって年に1度の楽しみがつまったマチ。「暮らしている(暮らした)マチ」ではなく、「旅したマチ」や、たまに訪れる「お気に入りのマチ」・・・そんな大好きなマチで過ごすワクワクもマチオモイ作品につながるのかなと。カレンダーができあがり、友人や親族のみんなが「元気になるね♪」と言ってくれたことがとっても嬉しかったです。
おおざわあいさん(デザイナー・アーティスト)
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家族旅行にでかけた草津温泉が「表紙」のビジュアルに!
群馬県吾妻郡草津町『草津帖』
やまなかももこさん(画家)
やまなかももこさん(画家)
「わたしのマチオモイ帖」展には数回参加しています。自分にとって大切なマチを想う、がテーマなので最初は父の故郷である栃木県「うつのみや帖」。二度目はあらゆる雪遊びを教わった北海道「日の出帖」。私は繰り返し同じマチに通うのが好きで、家族や友だちに逢いにいく旅が多いのですが、今回の群馬県「草津帖」はちょっと違う角度のマチオモイかもしれません。観光地、という気楽さも手伝ってか、「ただ何も考えないで行けるところ」なのです。息子たちが小学生の頃だったかな、ものすごく広い池のような露天風呂に入ったり、舞茸天ぷらが乗ったお蕎麦を食べたり。今回、久しぶりに訪れ、あちこちを歩いてみましたが、あらためて「草津よいとこ~」ですね。毎年、わが家の夏の恒例行事みたいに訪れていたのですが、子どもたちも現在は中2、高2、だんだん予定が合わなくなりました。家族がいっしょに行動できるときってほんとわずか! 草津というマチには、そんな「母親としての私」の思い出が詰まっています。
年齢を重ねると見えてくるものが変わってきますね。視野が広がったのに、近くを見るようになるという(笑)、コロナ禍のおこもり生活の中では、身近なものを描くことが増えました。実家の猫、夏ミカン、ドクダミの花など。社会情勢を見渡しても、今はみなさんも、楽しいものとかしあわせなものを見たいでしょうし。多くの人が自分のいる位置を冷静に見て、立ち返る時期にあると感じています。それが、一人ひとりの小さな物語=「わたしのマチオモイ帖」なんだろうなと。今年も、参加できてよかったです。ぜひ、みなさんもご自身の物語を紡いでみてください。
年齢を重ねると見えてくるものが変わってきますね。視野が広がったのに、近くを見るようになるという(笑)、コロナ禍のおこもり生活の中では、身近なものを描くことが増えました。実家の猫、夏ミカン、ドクダミの花など。社会情勢を見渡しても、今はみなさんも、楽しいものとかしあわせなものを見たいでしょうし。多くの人が自分のいる位置を冷静に見て、立ち返る時期にあると感じています。それが、一人ひとりの小さな物語=「わたしのマチオモイ帖」なんだろうなと。今年も、参加できてよかったです。ぜひ、みなさんもご自身の物語を紡いでみてください。
「わたしのマチオモイ帖」とは
「わたしのマチオモイ帖」は、日本全国のデザイナー、写真家、イラストレーター、映像作家、コピーライター、編集者などプロのクリエイターが、自分にとって大切な町、ふるさとの町、学生時代を過ごした町や、今暮らす町など、各地の町で育まれた「マチへのオモイ」を小冊子や映像作品、ポストカードにして紹介する展覧会活動。東日本大震災のあった2011年にはじまり、現在11年目。これまでに約2000作品が集まっています。2013年より、ゆうちょ銀行との共同プロジェクトで毎年「ゆうちょマチオモイカレンダー」を発行しています。
2013年度グッドデザイン賞受賞
応募の手引き
募集要項をお読みの上、作品応募フォームから、募集期間内にご応募ください。
- 作品受付
- 参加資格
-
プロのクリエイター(※)、またはプロのクリエイターを含む個人やグループ、
クリエイティブを学ぶ専修専門学校・大学・大学院に在籍する学生
代表もしくは監修者として、プロのクリエイターが関わる場合は、クリエイター×地域住民、クリエイター×学生(クリエイティブ系専攻以外)、クリエイター×子ども、クリエイター×家族、などのコラボレーション作品での参加も可です。
※「プロのクリエイター」の定義クリエイティブ分野(デザイン、イラスト、アニメーション、ライティング・編集、広告企画、IT、ファッション、写真、映像、音楽、出版、印刷、建築など)の産業に従事し、規模の大小を問わず、その事業で収入を得ている方。企業・団体内で上記クリエイティブ分野の業務に従事されている方、上記クリエイティブ分野のプロデュース、ディレクションに従事されている方を含みます。
- 作品内容・点数
-
町への想いを表現したビジュアル(イラスト、写真、グラフィックなど)1人(1組)3点まで。
※対象の町は、3点とも異なる町でも可です。
地域の特色に加え、カレンダーの各月を彩る「季節感のある景色、祭、食べ物、特産物、場所」などが求められます。
例)
春=「1月用に、我が町につたわるユニークなお雑煮を絵に!」
夏=「8月用に、熊本名物スイカのイラスト!」
秋=「10月用に、山里のコスモス畑を撮影!」
冬=「12月用に、うちの田舎でやっている雪まつりの様子を撮影」
- フォーマット
-
・サイズ:A4(横型):横297mm×縦210mm+天地左右3mmの塗り足し※変形不可
・応募点数:1人(1組)3点まで
・提出データは「カレンダービジュアル制作の手引きPDF」を熟読の上、作成してください。
Illustrator形式、Photoshop形式のテンプレートもご用意しておりますのでご利用ください。
・Illustratorファイル ダウンロード
・Photoshopファイル ダウンロード
※カレンダーへの採用が決定した場合、レイアウトによっては再度データをご提出頂く可能性があります。
- 出展費
- 無料
- 選考会・採用決定
- 2023年6月中旬
※「ゆうちょ銀行」と「わたしのマチオモイ帖制作委員会」にて選考します。
※採用・不採用は「わたしのマチオモイ帖制作委員会」からメールにてご連絡いたします。
応募フォーム 必要記入事項
- タイトル
-
「○○帖」
※タイトル「○○○帖」は「実際にある町(地域)名+帖」にしてください。
現在は使われていない町(地域)名でも可です。「都道府県」「政令指定都市」など広範囲にわたる地名は対象にせず、「町」以下まで絞り込むことが基本です。小単位での「町」を想うビジュアルであることが、この「マチオモイ帖」プロジェクトの趣旨です。(どうしても「町」で考えにくい場合は「市」「区」「郡」などの地域名も可です)
例:
広島県尾道市因島重井町を対象にした作品
→ 「重井帖」「しげい帖」
大阪市北区扇町を対象にした作品
→ 「扇町帖」「Ogimachi帖」
熊本県上天草市大矢野町湯島を対象にした作品
→ 「湯島帖」「ユシマ帖」
- 対象の町・地域名
- 日本国内の町を対象にしたものに限ります
- 季節
- ビジュアルの季節感を、春・夏・秋・冬・オールシーズンから選択
- 町への想い
- 1点につき200字以内
その他条件等
注意事項
- 制作・納品に関する費用は、各自でご負担ください。
- 応募作品は、必ずオリジナル作品で参加してください。
- 応募作品の全てに渡って著作権を完全に処理してください。
- 著作権及びその他の知的財産権を含む第三者の権利を侵害する作品、個人または法人に対する名誉毀損及び侮辱にあたる作品、並びに公序良俗に反する作品は応募できません。当制作委員会または関係各社、関係機関の判断により、参加を中止していただく場合があります。また、第三者からの権利侵害・権利賠償請求などの訴訟・異議申し立てがあった場合、主催者は一切責任を負わず、作者にその責任と費用負担ですべて処理解決いただきます。
- 応募作品の著作権は作者に帰属しますが、主催者や主催者が許可した団体等が『わたしのマチオモイ帖』の普及、広報の為に使う場合にはインターネット配信やイベント会場、街頭ビジョンでの上映、印刷物やウェブサイトへの掲載、各種メディアへの掲載など、広く活用することを了解いただきます。また、主催者が企画する今後の『わたしのマチオモイ帖』展覧会及び、主催者が許可するイベント、展覧会等において作品を展示することを了解いただきます。
- 主催者は、応募者の個人情報に関して、プライバシーの保護に最大限の注意をはらっております。今回ご応募いただくにあたり、収集された個人情報は本企画以外の目的で使用しません。
お問合せ/わたしのマチオモイ帖制作委員会
〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北2丁目1-10 ATCビル ITM棟10F 大阪デザイン振興プラザ 3号室
E-mail:support@machiomoi.net
主催/わたしのマチオモイ帖制作委員会
協力/大阪デザイン振興プラザ(ODP)、クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック
〒559-0034 大阪府大阪市住之江区南港北2丁目1-10 ATCビル ITM棟10F 大阪デザイン振興プラザ 3号室
E-mail:support@machiomoi.net
主催/わたしのマチオモイ帖制作委員会
協力/大阪デザイン振興プラザ(ODP)、クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック